白崎映美&白ばらボーイズ

”白ばら”とは

「白ばら」は1958年(昭和33年)、山形県酒田市に創業。 日本が高度経済成長に向かう中、全国に広がったグランドキャバレー。 その中でも、酒田”白ばら”は、連日大盛況で、水原弘、中尾ミエ、千昌夫、山本リンダ…ら昭和歌謡の名だたるスターが夜ごとショーを繰り広げていた。最大時には、ホステス100人。入りきらないお客様が店の外に列を作っていた、という。

時代の流れとともに次々にグランドキャバレーが閉店していく中、本州最北端のグランドキャバレーとして、営業を続けていたが、景気低迷とともに2015年12月30日、半世紀を超える57年の歴史に幕を下ろした。

”白ばら”の復活

一歩足を踏み入れた途端に日常を忘れさせてくれる、昭和の香りぷんぷん、人間のぬくもりもぷんぷん、ゴージャス、ムーディー、ロマンティックなこの空間を無くすわけにはいかない!と、白崎は”白ばら”でショーをすべく、”白ばらボーイズ”を結成。”白ばらキャバレーナイトショー!!”を開始。 県外、東京、九州、広島など遠方からもご来場いただく。 そして、”白ばら”の復活に向けて、地元の仲間と共に、クラウドファンディングで支援を募ったり、白崎自ら募金箱を持って街角に立ったり、、、そんな中、消防法の問題、雨漏り、外壁の崩落等、免れない老朽化による復活を妨げるような出来事が襲ったが、都度乗り越え、現在は、週に数日の営業とイベントなどの開催を行っている。 そして、地元の仲間の奮闘で、少しずつ”白ばら”の知名度が上がり、酒田市も、市の観光の目玉にしたい、と協力。年4回、白崎映美プロデュース企画を開催。その企画の中の一つ、”白ばらキャバレーナイトショー!!”では、県外のお客様の為に、オプショナルツアーを企画し、酒田の魅力を堪能してもらい、と、台町振興組合組んで”台町ほろ酔いはしご酒”等も企画し、県外の方にも酒田、台町の良さを知って頂きたい、と奮闘中。

”白ばらボーイズ”とは

“白ばら”でショーを演るために結成した、その名も“白ばらボーイズ”には、 “白ばら”にふさわしい素晴らしいミュージシャンが集ってくれました。 上々颱風時代巡り会いました希代の女優、歌手である吉田日出子さんの「上海バンスキング」“オンシアター自由劇場”の役者でありミュージシャンであり笑も取れる芸達者な面々に、芳醇な音を醸し出す腕利きのミュージシャン。目で、耳で、皆様をうっとり大人の夜に誘います。(白崎映美)


2019年10月2日 白崎映美&白ばらボーイズ1stCD発売!
衝撃の酒田弁シャンソン!
群衆 La Foule/白崎映美&白ばらボーイズ
https://tower.jp/item/4963881/%E7%BE%A4%E8%A1%86-La-Foule
https://www.zakzak.co.jp/ent/news/190814/enn1908140006-n2.html

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MEMBERS

白崎映美

白崎映美(Vo)

山形県酒田市出身。1990年、上々颱風でエピックソニーよりデビュー。グランドキャバレー”白ばら”をなんとか盛り上げたい、と”白崎映美&白ばらボーイズ”を結成し、2013年8月25日初ライブを行う。2018年度、白崎映美プロデュース白ばらルネサンス事業4回開催。山形県酒田観光大使、モッシェ山形代表理事。2017年酒田市よりふるさと栄誉賞受賞。

片岡正二郎

片岡正二郎(Vl, Bnj, 芸)

北九州市出身、1994年までオンシアター自由劇場に所属。現在は芝居と音楽の境目なく活動を展開中。「くものすカルテット」「バチカンブラザーズ」「白崎映美&白ばらボーイズ」などで音楽活動。「くものすカルテット」は海外でもツアーを行う。2007年には活動弁士としてパリに招かれ戦前の小津作品を活弁し好評を得る。

花島英三郎

花島英三郎(Tb, Bm)

1963年(昭和38年)1月18日静岡県浜松市生まれ。小さい頃から音の出る物が大好で、いじっては遊んだり壊したりしていた。大学4年生頃から音楽の仕事を始める。その後も、様々な形態の音楽に興味があり、数々のバンドに参加、音楽家修行の道に入る。歌謡曲の伴奏を多くしながら自由劇場の舞台にも参加。2015年にはメンバーとして活動しているバチカンブラザースでオリジナル曲を録音したCDを発表もしている。

内田紳一郎

内田紳一郎(Tp, 芸)

千葉県出身。俳優、声優、演出家、似非トランぺッター、自称ギターマン、なんちゃって作曲家ホーメイ愛好家。82年オンシアター自由劇場入団96年解散までしっかり所属。ストレートプレイは言うに及ばず、オペラ、歌舞伎、ミュージカル等、あらゆるジャンルの演劇に出演。

小西康久

小西康久(Sax, 芸)

平成のクレージーキャッツと言われる「伝説の娯楽団バチカンブラザーズ」のリーダー。SAX、ジャグリングなど様々な芸を駆使してライヴステージを盛り上げる。本業は舞台、TV、映画等で活躍する結構ちゃんとした俳優。

小林創

小林創(Pf)

東京都出身。早稲田大学在学中より都内ライブハウスやバーを中心として演奏活動をはじめ、全国各地のジャズフェスティバル、ホテルや客船のクルーズにおいても多数演奏。現在は映画のサントラ、多数のアーティストのサポート、レコーディングに参加。2016年から2017年にかけ大ヒットとなった星野源「恋」のレコーディングにピアノで参加しているなど、活動は多岐。

田野重松

田野重松(Ba)

18才でポップスバンドのベーシストとしてプロの世界へ入る。25才よりジャズの世界に魅かれ、ウッドベースに転向。国内外の数々のイベント等に出演。好評を博し2000年には、アメリカ、カンサスシティでの演奏が賞賛され、カンサスシティ名誉市民として表賞される。

熊谷太輔

熊谷太輔(Dr)

ドラム、パーカッション奏者。北海道出身。上京後さまざまな音楽家と共演。2011年には、梅津和時、鬼太鼓座らとサウジアラビア、チェコ、ドイツ遠征ツアーに参加した。また演劇の分野では串田和美演出のコクーン歌舞伎や沢田研二の音楽劇に出演するなど、ジャンルを選ばず多方面で活動中である。